昨日は、アメリカのトランプ大統領の鉄鋼・アルミの輸入制限発動という保護主義的な姿勢を受けて株価が急落しました。
おはようございます!
昨日は、アメリカのトランプ大統領の鉄鋼・アルミの輸入制限発動という保護主義的な姿勢を受けて株価が急落しました。貿易摩擦への警戒感が市場を覆ったということですね。東京株式市場も今年3番目の下げ幅となりました。
長く続いた「適温経済」「適温相場」が曲がり角に来ているのは間違いありません。アルミニウム、鉄鋼が高騰すれば、多くの製品のコストアップに繋がります。我々建設業も含めて日本企業の業績を圧迫する可能性もあり、注視する必要がありますね。
ただ、株式市場だけを見れば、ちょっと急ピッチで上げて来たこともあり、この下げはいい調整になるという見方も出来ます。特にアメリカ市場は割高感がありますので、少し下げた方が投資しやすい環境になると思います。短期で運用益を出す必要がない個人投資家は慌てず、買い増すくらいの姿勢で良いのではないかと思います。
政府は国民を「貯蓄」から「資産形成」へと導こうとしています。一般的に貯蓄をしても利子は微々たるものですし、給与所得と年金だけでは老後の資金を確保するのは難しい流れになっています。そのような中、運用する為の経済リテラシーは今後大事になりますね。
今日も責任感覚を持ち、自分が源という意識を忘れずに何事も自分事として受け止める一日を!