日経平均株価がついに2万1,000円を突破して来ました。
おはようございます!
日経平均株価がついに2万1,000円を突破して来ました。およそ30年前、自分が大卒で大和証券に入社した頃の株価にようやく戻って来たという感じです。あの頃は、主要な経済指標を毎日ノートに記入していましたから日経平均の数値は今でも覚えています。
世界経済が好調で、国内の企業業績も良いことが株高の背景にあります。しかし、やっと地方にも設備投資や個人消費の回復による景気回復の兆しが見えているにもかかわらず、長いデフレの影響で消費者の価格に敏感な状況は変わらないようです。やはり企業が利益を内部留保では無く賃金へと回していく流れを作らないと景気回復の実感は広がらないでしょう。政府と日銀も賃金や投資へとお金が回るようにマイナス金利政策などを導入していますが、それでも400兆を超える内部留保が積み上がっています。だから内部留保に課税しようなどという突飛なアイディアが出て来るんでしょうね。
さて、写真は昨日参加した石井富山県知事の後援会が主催した講演会で石井知事がご挨拶されているところです。富山県美術館を設計された内藤廣氏の講演でした。「場の力を引き出す建築」という考え方に強く共感しました。
朝晩寒くなって来ました。自分も含めて風邪をひいている人が多いようですが、「氣」の力で元氣な一日を!