昨日は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長のお話をお聴きする機会がありました。 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

昨日は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長のお話をお聴きする機会がありました。

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おはようございます!
昨日は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長のお話をお聴きする機会がありました。

武藤敏郎事務総長のお話をお聴きして感じた事は、やはり我々はマスコミにミスリードされてるということです。猪瀬知事時代に7,000億円と見積もられたコストは実は建設費だけで、運営費はその中には入っていないし、地盤調査をする前の積算(東京湾の埋め立て地はただでさえ地盤が悪く、掘ってみないと解らない)であり、建設単価も3割程上昇してはいるけども、運営費等を入れても2兆円前後に収まるのではないかとのことでした。私も誤解してましたが「3兆円」という数字がマスコミによって一人歩きしてしまって、まるで7,000億円が3兆円に膨れ上がったような印象を国民に植えつけてしまったと感じます。

また、コンパクト五輪というコンセプトを外して競技施設を変更したことによって1,800億円ほど削減となったとのことですし、5,000億円かかる運営費も一部IOCからの補助もあるようですが、税金に頼ること無くスポンサーシップによる収入で大半を賄うそうです。これらはあまり知られてませんよね。

武藤事務総長も仰っていましたが、「何の為に」「どういうオリンピックをやりたいのか」ということが忘れられてコスト削減の議論ばかりになってはいけませんし、どんなレガシー(遺産)を残すのかが大事だと改めて感じた次第です。

昨日は、高校時代の同級生たちと同級生が働いている店で飲みました。同級生が各々の立場でがんばっている姿は刺激になります。今日もご縁に感謝し、充実感溢れる一日を!