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昨日は、オークスグループの取引先の会であるオークス倶楽部の第21回の総会でした。記念講演は、拓殖大学客員教授の石平氏のお話をお聴きしました。「そこまで言って委員会NP」などでもお馴染みの石平氏ですが、全ての数値が頭に入っているようで、資料などを見る事なく中国経済、そして今後の日本との関係について、また中国が描く戦略について詳しくお話いただきました。

とても興味深いお話でした。特に習近平国家主席の目指す「民族の復興」の意味が屈辱の近代史以前の中国を取り戻すことであり、中国を中心としたアジア、即ち「華夷秩序」を作り上げることにあるという点です。AIIBの設立も南シナ海への進出も全ては中国中心のアジアを取り戻す為に行われていることなんですね。特に南シナ海は、世界の貿易の要。日本にとっても中東からの石油輸送のルートでもあります。シーレーン防衛が大事だと言われる所以ですね。日本は、アメリカとの同盟を軸に国際社会との連携で中国と対峙していく必要がありますね。