シャープの支援先が鴻海精密工業にほぼ決まりました。
おはようございます!
シャープの支援先が鴻海精密工業にほぼ決まりました。日本の大手電機メーカーが外資に買収されるのは初めてのケースです。鴻海にとっては、アップル依存度が高過ぎることの解消や競争の激しい有機ELへの投資などを視野に置いた戦略的な買収だということです。
世界のスマートフォン市場では、アップルのiPhoneとサムスンのギャラクシーの戦いとなっていますが、iPhoneの設計製造しているのが鴻海であり、事実上、鴻海対サムスンの戦いなのだそうです。台湾・日本連合対韓国という図式でもあるとの報道でした。
一部の情報では、鴻海の実態は中国企業だからシャープのコア技術が中国に流出するのでは?という心配をされる声もありましたが、鴻海は技術流出防止で協力することも示したとのこと。大事なポイントだと思います。
グローバル企業の競争環境は我々ローカル企業では想像もつかないくらい厳しいものがあります。有機ELへの投資は韓国勢との競争が激しくリスクも大きいとのこと。鴻海・シャープがどうこの競争を勝ち抜いていくのか…。興味深いです。
昨日の北陸銀行福野支店「福友会」川田北陸経済研究所理事長のご講演の中で人口減少悲観論からの脱却が必要とのご指摘がありました。今日も悲観より希望に満ちた一日を!