先日、特装車と呼ばれる働く車が不足しているとのニュースがありました。
おはようございます!
先日、特装車と呼ばれる働く車が不足しているとのニュースがありました。確かに建設業界ではダンプやミキサーなどの特装車が注文から1年以上待つような状態になっているようです。これらの特装車は、受注生産。用途に合わせて少しずつ違う種類のものを生産していることが大量生産出来ない理由のようです。
東京近辺では、2020年の東京オリンピックを控えてまだまだ建設ラッシュなのでしょう。しかし、もちろん地域差もあるんでしょうが、我々の住む地域では公共事業はもはや息切れ状態。民間の景気も今ひとつの感が強く、再びデフレ圧力がかかって来ているように感じます。とても政府が期待しているような雇用を増やしたり賃上げを積極的に推進するような雰囲気ではありません。
何かと財政再建派の評論家やコメンテーターからバッシングを受けることの多い防災・減災ニューディール担当内閣官房参与の藤井聡京都大学教授ですが、財政再建派への反論も含めて彼の主張には大いに共感出来ます。今のようなまだまだデフレ圧力が残る状況においては、必要なインフラ整備を進めてデフレから完全に脱却し、国際競争力をつけていかないと、将来に禍根を残すことになりかねないと危惧します。日本は決してインフラ先進国ではありませんから。
日本人は国土の条件によって理性よりも先に感情で物事を判断する民族になったという本を読みましたが、今日も感情だけでなく理性で物事を考えることを意識した一日を!