
各々特徴を持った企業がその強みを持ち寄る形へと
私は自分の感性を刺激する目的でいろいろなドキュメンタリー番組やビジネス番組を多々録画して、1.3倍速もしくは1.6倍速で見ています。
『新プロジェクトX〜挑戦者たち』もその内のひとつ。最近観た中では、『初音ミク』の回と『黒川温泉』の回が強く印象に残りました。
かつては、「囲い込み」がビジネス成功の秘訣だったように思いますが、この両方の回に共通するのは「共有」だったように思います。
昭和型ビジネスから令和型ビジネスへの転換が弊社でも課題と捉えていますが、人手不足、担い手不足が顕著になる中、何でも一社で囲い込もうとするビジネスモデルから各々特徴を持った企業がその強みを持ち寄る形へと変化させていくのが令和型ビジネスモデルじゃないか?と感じています。
自分も中学生時代から大学生までバンドを組んで音楽にハマっていましたが、当時はなかなか自分たちの作品を自由に発表できる場が有りませんでした。誰でも自由に自分の作品を創り、動画配信という形で発表できる場がある…。この『初音ミク』の登場は、我々の世代からすればまさに革命です。
また、熊本の黒川温泉にしても個々の旅館がエゴを捨てて結束したからこそ、寂れた山奥の温泉地から年間20万人、30万人が訪れる温泉地になり、熊本地震やコロナの危機も乗り越えられたと感じます。私は黒川温泉に行ったことがありますが、やはり強く印象に残りました。是非とも再び訪れたい温泉地です。
『不適切にもほどがある!』という話題となったドラマでも描かれていましたが、やはり昭和と令和では大きく価値観や経営環境が変化しています。今日も令和型ビジネスモデルへの転換を模索する一日を!