滅亡する民族の3つの共通点
昨日は、先輩経営者の会社を訪問し、日本の歴史に関するお話をお聴きする機会がありました。日本の近現代史に関する知識の豊富さには脱帽しました。私に関して言えば、特に一番大切だと思われる近現代史については、学校でほとんど学んだ記憶がありません。
90年代半ばにアメリカに居た時、出会いをいただいたアメリカ人の多くが日本の歴史や伝統文化、政治に強い関心を示しました。しかし、留学でアメリカに来ていた日本の若者の多くが、それらについて満足に語れないのです。それまで代議士秘書を経験し、政治や歴史について学び直した経験を持つ私としては、とても残念に感じたものです。
何度かご紹介していますが、英国の歴史学者アーノルド・J・トインビーは、滅亡する民族の3つの共通点を ①自国の歴史を忘れた民族は滅びる ②全ての価値を物やお金に置き換え 心の価値を見失った民族は滅びる ③理想を失った民族は滅びると語っています。
今の日本に当てはめて考えてみると、非常に危険な状況にあるような気がしてなりません。学校教育の在り方、歴史教育の在り方を問い直す必要を感じますし、武道・スポーツを心の部分の成長の為に積極的に学びの「場」に活用し続けて欲しいと願っています。
何かを変える時には熱さ・熱量が必要です。今日も熱い気持を忘れること無く、チャレンジし続ける一日を!