何にも増して優先されなければならないこと | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

何にも増して優先されなければならないこと

昨日は、第26回福野建設業安全大会を福野文化創造センターヘリオスで開催しました。今年はコロナ感染者も減少して3年ぶりにほぼフルスペックの形で開催することが出来ました。
7/1から全国安全週間がスタートしておりますが、昭和3年に初めて実施されて以来「人命尊重」という基本理念の下一度も中断することなく継続され、今年で95回目を迎えました。この間の労働災害防止対策の展開により労働災害は長期的には減少傾向にありました。しかし、現場の高齢化などにより労働災害の件数、死亡災害もここに来て増加に転じています。
今年発生した知床観光船KAZU Ⅰの沈没事故に見られるような利益のために安全対策を怠るようなことの無いように改めて「安全は何にも増して優先されなければならない」ということを、この安全大会を機に参加された各社で徹底していただき、労働災害ゼロを目指して欲しいと願っています。
久しぶりに実現した記念講演は、マジシャンのユッキー(江刺家 由貴)さんの『マジックも安全も意思疎通が大事〜どう伝わるかを「マジック」から読み解く〜』という講演でしたが、事前準備と情報共有、そして意思疎通の大切さをマジックを通して体感させていただきました。とても学び、気づきの多い講演でした。
今日も事前準備と情報共有を徹底し、意思疎通に重点を置いて、安全な職場を実現する一日を!