砺波建設職業安定協会の第59回の総会
昨日は、昨年まで2期4年会長を務めた「砺波建設職業安定協会」の第59回の総会でした。在任中の4年間のうち2年間はコロナ禍で満足な活動が出来ませんでしたが、ようやくコロナも減少傾向が続いており、昨日も久しぶりに懇親会も行われました。
この「建設職業安定協会」は、かつては県内に4つほど存在したそうですが、今はこの砺波建設職業安定協会が県内で唯一残っている組織のようです。人手不足、担い手不足が顕著な今こそ、その存在価値が高まっているように感じています。
建設業は、特に地方においては雇用においても大きなウエイトを占める基幹産業ですし、一昨日、昨日とお隣の能登地方で大きな地震もありましたが、安全、安心な国土強靭化に貢献する大切な産業でありながら、担い手を輩出する学校、学科が地元に無いという構造的課題が全く解消されていません。ようやく砺波工業高校に土木・建築の学科を!という動きが生まれていますが、実現することを願ってやみません。
衣食住は、人が生きていく上で欠かせない要素です。建設業はその内の「住」を担う主要産業であり、安全・安心な「住」環境の整備、国土強靭化に貢献していく一日を!