今のところ、岸田陣営からのみ葉書が届いていますが、各候補の国家観や政策を書籍やメディアで拝見し、中身をしっかり精査して誰が一番今後の日本を託すに相応しいかを見定めたいと思います。

何度も申し上げておりますが、自民党の強さの源泉は、右からリベラルまで幅広い人材を有し、時には激しい論争を通して「擬似政権交代」によって広く国民の声を受け止めて来た事にあると考えています。

しかし、小選挙区制の導入で選挙区内での切磋琢磨が減って政治家が小粒になり、派閥の力も弱体化しています。今回の自民党総裁選は、初めて派閥の論理を超えた歴史的な総裁選になるかもしれません。

かつて下野した自民党が政権に返り咲いた時、安倍総裁＋石破幹事長という挙党体制が国民の大きな支持を得ました。大自然の原理から見ても異質な組み合わせが新しい力を生み出すのだと思います。そんな自民党総裁選を期待します。

多様性は大切。今日も異質なものの融合による新しいものを模索する一日を！