『機関投資家のエンゲージメント』

弊社のグループ会社で長く働いていただいている村澤俊二さんが先日、本社を訪ねて来られて「息子がこの度本を出したのですが、社長も元証券会社におられたし、是非とも紹介したくて。」と分厚い立派な本を持参されました。ご子息の名は村澤竜一さん。安田生命(現明治安田生命)で国内株式のファンドマネージャー業務に従事、その後朝日監査法人(現あずさ監査法人)を経て、現在はKPMGジャパンコーポレートガバナンスCoEとして活躍されています。

題名は『機関投資家のエンゲージメント』。本格的な専門書ですので、なかなか手に取って読むには知識も必要になると思いますが、地元出身の縁のある人財が金融の世界で活躍しているのは嬉しい限りですし、少しでも多くの人に知っていただきたく、ここにご紹介させていただきます。

さて、本と言えば、弊社は数年前から松下電器産業(現パナソニック)の創業者松下幸之助さんが立ち上げたPHP研究所が発行する月刊誌『PHP』を地元の小中学校などに無償で贈呈する社会貢献活動を続けています。若者の活字離れが進み、文章力や読解力が弱い人、人の話を理解できない人も増えているとの指摘もあり、良い文章に触れる機会を提供したいとの思いで続けています。人は言葉で考え、理解します。昔、読み・書き・ソロバンと言いましたが、先人たちが遺した言葉は正しいですね。

今日も良い文章に触れ、それについて自分の頭で考え、それをアウトプット(文章化)して自らの思考力をトレーニングする一日を！