共有するということの必要性
この本は何度かご紹介していますが、福岡市長として活躍されている高島宗一郎氏の著書です。近年読んだ本の中でもインパクトが大きかった本の中の一冊です。如何に民間の感覚が政治、自治体運営に必要かがヒシヒシと伝わります。
政治と言えば、富山市長選挙や高岡市長選挙の候補者選考が開かれた形で模索されました。これは今まで一部の団体や有力者が言わばブラックボックスの中で都合の良い候補者を選んで来た従来のやり方を大きく変えたという点で素直に評価すべきと受け止めています。
個人情報や人権に配慮する面もありますし、日本の「和」を重んじる風土もありますから、何でもオープンにすれば良いとは思いませんが、ネット社会の到来で共有すべき情報は進んで共有するということの必要性を強く感じます。
オープンな形での自治体首長の候補者選考が進む事に拍手を送る一日を!