今日も「何のために」を忘れない一日を!
おはようございます!
昨日は、録画してあった経済番組などを夜観ておりましたが、ある番組で地方創生のモデルとも言われる高岡市の(株)能作が取り上げられていました。曲がる錫の弱点を敢えて長所とした新しい商品開発をしたことが飛躍に繋がっていますが、「地場産業は本来地元の誇りでなければならない」という強い思いを抱かせた工場見学者の一言が能作社長の「原体験」なんですよね。
また、私は今は廃校になった東京都千代田区立九段中学校の出身ですが、お隣の中学校だった千代田区立麹町中学校が現在大きな注目を集めています。私が子供の頃から番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学と言われるほどの公立の進学校でしたが、今も経済界からも注目を浴びるような進化を遂げています。その麹町中学校の改革を成し遂げた工藤勇一校長にも若い頃に「原体験」と呼べるような体験があったようです。我々経営者が一番留意しなければいけない事のひとつに「手段が目的化する」という事が挙げられると思いますが、まさに多くの公立中学校ではそれが当たり前のように行われており、一方の麹町中学校では、本来の目的「自律した人間形成」にフォーカスした改革が行われて来たという事なんですね。今まで多くの企業の経営者が語る番組を見て来ましたが、麹町中学校の工藤勇一校長の言葉が一番ストレートに心に刺さったような気がします。
私にも「原体験」と呼べるものがあります。そこから湧き上がる強い思いを今後も忘れる事無く、強い目的意識を持って誰もが活躍できる社会の実現に取り組んで参ります。今日も「何のために」を忘れない一日を!