『富山の元気企業2008』
13日日曜日の11:45より富山県のテレビ局北日本放送で『冨山の元気企業2008』という企業PRの為の15分番組が放映される。それに我が社が日平トヤマさんと共に出ることになっている。日平トヤマさんと我が社は、車で数分の距離にある。同じ町同士のカップリングという訳だ。しかし、相手は上場企業。規模は遥かに日平トヤマさんの方が大きい。釣り合いは悪いがどうかご勘弁いただきたい。
実は、昨年末に北日本放送から「『冨山の元気企業2008』という企画があり、PR用の番組を作成するのですが参加してみませんか。」と熱心にお誘いをいただいた。しかし、公共事業が激しく減少し、改正建築基準法による業界の混乱ということもあり、とても今の建設業界は元気な状況とは言えないということで一旦はお断りさせていただくことにした。しかし、北日本放送の担当の方々の粘り強い交渉もあり、熱意に負けて出させてもらうことにした。
取材当日。我が社の始業は朝8時30分からであるが、私が朝8時に会社に到着すると、なんと既に北日本放送の方々が会社に到着して取材を開始していた。我が社は、始業前に全社員が毎朝掃除をするところから一日がスタートする。私が会社に来る頃には数人の社員が既に自分の持ち場の掃除を開始していた。それをテレビカメラが追いかけている。私が担当するのは、当然男子トイレである。社長たる者、一番嫌がられるところを担当するのは当たり前である。テレビカメラが我が社のトイレに入る。さすがにテレビカメラが入ると緊張するものだ。素手で便器をつかみ、素手に持ったスポンジやナイロンたわし、サンドメッシュにカネヨンという液体洗剤を水で溶いた水溶液を付けて磨いていく。テレビ局のスタッフから感嘆の声が洩れる。緊張からか、手際が良くなり生産性がアップ。いつもより早く仕上がった。
朝礼を取材していただいた後、社長室でインタビューを受けた。インタビュアーから会社経営についての具体的な質問が飛ぶ。どんな経営方針を掲げているのか?自社の特徴は?どんな社員を求めているのか?・・・しかし、日頃から自分の経営理念や人生哲学、経営方針などについて繰り返し社内で語っていることが功を奏したのか、ほとんど苦も無く答えることが出来た。やはり日頃の訓練が大事であるということだろう。約1時間にわたる内容の濃いインタビューであったが、出来あがった映像を見ると採用されたのはほんの数分である。しかし、さすがはプロだ。素晴らしい編集能力であると感心した。一番言いたかったことを見事に編集採用してくれていた。北日本放送のスタッフからは「社長さんのお話は、解りやすいし思いが伝わって良かった。」とお褒めの言葉をいただいた。多少お世辞だとしても嬉しいものである。
我が社の賃貸マンション・ブランドである『ヒーローマンション』の紹介の映像では、私の弟岩﨑渉がインタビューに登場して格好いいことを語ってくれている。また、現場の映像では、我が社の武田現場代理人がインタビューに答えているのだが、これもなかなか味のある受け答えをしてくれている。また、我が社の不動産の店舗である『おうちの情報館』の取材でも営業担当の石川が、しっかり仕事に対する働き甲斐を語ってくれている。別に事前に打ち合わせをした訳ではなく、皆が自分の言葉で自分の思いを語っているのだが、答えている内容が全て我が社の経営理念に沿ったことを語ってくれていることが嬉しかった。
この映像は、我が社のありのままの等身大の姿を知っていただく良い機会になると思う。大勢の方々にご覧になっていただければ幸いである。