「ファミリーヒストリー坂本龍一」を観て
おはようございます。
中学時代の友人の勧めでNHKで放映された「ファミリーヒストリー坂本龍一」の録画したものを観ました。実は、驚いたことに録画し忘れたのに何故かこの番組が録画されていたのです。別の番組を録画しようとしたものが偶然にこの番組を録画していたようです。きっと観る運命だったのでしょうね。(今はオンデマンド配信で録画し忘れても観ることは出来ますけどね 笑)
坂本龍一さんの母方の祖父のお名前がなんと弥一さん(笑)。貧乏からの脱出を成し遂げて実業界で成功した立身出世の方で、最後は今はJALに統合された東亜国内航空のトップを務めた方だそうです。しかも、あの「所得倍増論」で知られる池田勇人元総理の親友だった方。凄い方がルーツにいらっしゃるんですよね。驚きました。
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また、出版社の編集者として三島由紀夫などを発掘した父一亀との確執も見応えがありました。親の情は親が生きている間はなかなか未熟で感じ取ることは出来ず、亡くなってから初めて気付くものかもしれません。弊社には、義手で書や絵を描かれる詩人で画家の大野勝彦さんに書いてもらった書があります。「幸せは気付いた時から始まる ほんとうは幸せなんだけど さよならのあとに気づくの」というものですが、番組を見ながらこの書のことを思い出しました。いい番組に出会えて良かったです。
まさに人生出会い。一期一会ですね。今日も貴重な出会いに感謝し、時間の有限性を意識して今ここ100%で生きる一日を!