24年前にアメリカのワシントン州シアトル近郊から日本へ戻った時、とにかく気になったのが日本の電柱の多さです。 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

24年前にアメリカのワシントン州シアトル近郊から日本へ戻った時、とにかく気になったのが日本の電柱の多さです。

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おはようございます!
24年前にアメリカのワシントン州シアトル近郊から日本へ戻った時、とにかく気になったのが日本の電柱の多さです。アメリカの大都市は概ねそうなんですが、シアトルも無電柱化が終わっていて実に美しい街並が実現していました。電柱は、景観を損ねるだけでなく防災の面でも問題です。これこそ新しい時代の公共事業だといろいろな場面で無電柱化を訴えて来ました。

ご覧のデータのように国際的な比較で見ても如何に日本の無電柱化が遅れているかが見て取れます。ここにはありませんが、日本総研の高橋理事長によると京都はたった2%だそうです。東京都の小池知事は、自民党の衆議院議員の時代からこの無電柱化を進めることに取り組んで来られた一人です。新しい技術を積極的に取り入れて施工だけでなく維持管理も含めてローコスト化を実現し、早期に無電柱化を進めて欲しいと強く望みます。

実は私たちの住む南砺市福野の駅前付近は既に無電柱化が実現しています。やはりスッキリしていて美しいです。政府は、外国からの観光客を年間800万人程度から2,400万人へと3倍にしました。これから2020年の東京オリンピックに向けて4,000万人を目指し、その後はスペイン並みの6,000万人が訪れるようにしたいと目論んでいます。その為にも少なくとも大都市圏の無電柱化は大事な要素だと確信します。

弊社の経営理念には、「誇りを持てる美しい国づくりに情熱をかける」という一文があります。美しいものを見ていると心も美しくなるともいわれます。今日も美観・景観だけでなく、心の部分も含めた美しい国づくりに情熱をかける一日を!