国の借金が1,053兆円になったというニュースがありました。
おはようございます!
国の借金が1,053兆円になったというニュースがありました。国の支出が72.9兆円で国の収入が59.5兆円。収入が足りない分が13.4兆円で地方と合わせて16.4兆円。これを政府は、2020年までに均衡させようとしていますが、まるで一方でアクセルを踏んで一方ではブレーキを踏むような議論になる恐れがあって心配しています。経済が疲弊して税収が下がると財政はより悪化することはデータが示しています。公共事業を必要以上に削ることがどれだけ地方経済を疲弊させ、社会資本整備の遅れを招く結果になったか民主党政権下での「コンクリートから人へ」の政策で身に染みています。削りやすい公共事業をターゲットにするのでは無く、一番大きな支出である31兆円の社会保障費を減らしていくことこそが本丸でしょう。そこに本気で切り込まなければ本当の意味での財政再建はならないように感じます。日本は、国債の多くを日銀や国内の投資家で保有していますからギリシャとは全く状況は違います。経済が失速しないような舵取りを政府には期待し、我々は自分たちで出来る自助努力を各々の立場で責任感覚を持って行なっていくことが大事だと感じます。
今日も何事も他人事ではなく、責任感覚を持って行動する一日を!