
強い意志で乗り越えていく姿
昨日は、福野建設業協会春季研修会の三日目でしたが、かみのやま温泉の『日本の宿 古窯』を出て、旧米沢城跡の上杉神社へ。
何度もお伝えしていますが、私の座右の書と言っても過言では無い書籍が、童門冬二さんの書かれた『小説 上杉鷹山』です。私がまだ30代の頃に読みました。
弱冠17歳で九代目米沢藩主となった上杉治憲(鷹山)が、傾いた米沢藩を救うため、まず「大検約令」発し、役人の贅沢や無駄を正すことから藩政改革への第一歩を踏み出します。 その後、農政を改革し、教育を進め、産業を発展させていくのですが、その間、多くの苦難が襲いかかります。それを強い意志で乗り越えていく姿に感動しました。
その後、ご縁があって米沢藩の支藩である米沢新田藩九代目当主上杉孝久氏が書かれた「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」(上杉鷹山公の言葉)の書を譲っていただく事になり、今は弊社の宝物となっています。
『吉亭』という築100年を超える重要文化財のお店で米沢牛も堪能しましたし、とても有意義な研修視察になったと感じます。準備や手配、そして想定外の事態にも冷静に対処してくれた事務局のお二人、そして常に安全運転に努めてくれたドライバーの徳島さんには感謝申し上げます。
旅で得た気づき、学び、感動を今日からのエネルギーに変えて、朗らかに、安らかに、喜んで、進んで働く一日を!