視野を広げて自分の可能性を高める貴重な機会
昨日は、今年7月に南砺市福野地域の53事業所のご協力を得て行われた中学校2年生の就業体験「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」。その今年度の総括を目的とした令和6年度「社会に学ぶ『14歳の挑戦』事業 第2回福野地域推進委員会が南砺市立福野中学校で開催されて南砺市商工会を代表して出席しました。
この『14歳の挑戦』ですが、かつて神戸市で平成9年に起こった中学生による神戸連続児童殺傷事件を機にスタートした事業で、中学生に就業体験を通じて社会の厳しさを知り、礼儀礼節や社会規範を身につけ、忍耐力を養ってもらうことを主の目的としてスタートしたとお聞きしています。
近年猛暑が続き、例年7月の開催を秋に変更出来ないか?という意見もありましたが、学校のスケジュールの都合や11月になると天候の悪化や帰る頃には陽が落ちて真っ暗になる事などを考慮し、引き続き7月に開催することになりました。南砺市商工会としても協力してくれている事業所に充分な熱中症対策を施してもらえるように声をかけていきたいと思います。
中学生に就業体験を提供することは、礼儀礼節や社会規範を学び、忍耐力を身につけるだけでなく、視野を広げて自分の可能性を高める貴重な機会になると確信します。今後も積極的に協力して参ります。
子供は社会の宝です。少子化で一層その存在は大切。今日も未来の日本を支える人財をこの福野地域から輩出できるように我々大人が環境を整える一日を!