どうしても要望や意見の中に地域エゴが滲んでしまう
昨日は、福井県鯖江市から戻って南砺市商工会の支部長・部会長会議に出席しました。
南砺市商工会では、長く慣例として各支部(福野、福光、井波、城端、五箇山、利賀)からの要望を吸い上げて南砺市長・南砺市市議会議長との懇談会に臨んでいましたが、既に合併から20年を迎えているにも関わらず、どうしても支部単位の要望や意見の中に地域エゴが滲んでしまうという課題がありました。
私が支部長を務める福野支部の運営委員会では、「そろそろ南砺市全体の課題について建設的な意見、要望を各産業別に取りまとめて市長・議長との懇談会に臨むべきではないか?」との意見が盛り上がり、今回は従来の支部長会議を支部長・部会長会議という形に拡大して開催することになりました。
会議では、各部会長から産業別の切り口からの貴重な要望や意見が出されて良かったと感じます。12/5に予定されている市長・議長との懇談会では、きっと活発で建設的な意見交換ができるものと確信します。
そして、夜には第5回福野まちづくり検討委員会が開催されて出席しました。この会議も長く議論を重ねていますが、なかなか前向きに進んでいかずイライラが募っておりました。しかし、昨晩はようやく前向きに前進しそうな空気感を感じました。とにかく地域を変えるには行政と民間双方の熱量が必要です。特に南砺市には地域を変えるという「熱さ」「熱量」を期待します。
今日も人口減少、少子化・高齢化という構造的な問題を抱える地域社会を変えるために「熱さ」「熱量」を持って「問題を課題化」していく一日を!