「ORACCHA構想」
長く分庁舎方式を採用していた南砺市の市庁舎が議論の末、福光に統合されることになった時、その跡地利用をどうするかを検討したのが「福野まちづくり検討会議」でした。
私もその会議の委員に選ばれて参画して試行錯誤を繰り返し、3つの案を市に提出しました。その中でも「紡績跡地」を先ずはメインターゲットとし、専門家を交えて具体化されたのが「ORACCHA構想」でした。
しかしその間、コロナ禍や物価上昇により環境が一変。再度実現性という観点から「ORACCHA構想」を見直しをして現在に至りますが、議論を開始してからなんと10年という長い月日が経過してしまいました。
過日、プロポーザル方式による業者選定が行われて合同会社トミノのグループが選ばれましたが、その合同会社トミノが南砺市と共に開催したのが、昨晩開催された『第1回ふくの町立てミーティング』です。
日本ではあまり馴染みの無い言葉に「ランドスケープ」があります。日本語では「景観」と訳されますが、かつてアメリカで見事なランドスケープデザインを駆使した付加価値の高い街づくりをたくさん見て来た自分にとっては、30年経ってようやく富山でもそんな街づくりがスタートするのかと思ってワクワクしました。
合同会社トミノの北川代表は、「スピードが命」と強調されましたが、世の中は物凄いスピードで変化します。10年経ったらもう別の世界です。今日も「気づいたらすぐする」「即行即止」を大切にする一日を!
※昨日は地元福野の〆奴のラーメンを食べました。(笑)。