「子の親になる前に親の子になれ」
昨日は、久しぶりに父親と話をする機会がありました。
かつて弊社を100億円企業に押し上げ、JCなどでも活躍したカリスマ的経営者だった父。まさに破天荒な人生を送った父も今年で85歳になります。
父は、既に弊社の経営から完全に離れて20数年。しかし、その間も親子間ではいろいろと有りました。本当に顔も見たく無い時期も正直有りました。今も考え方等自分とは相容れない点も多々あります。
しかし、私がこの世に存在し、子供の頃から東京で暮らし、若いうちに代議士秘書やアメリカで生活するという自分にとっては大変貴重な体験が出来たのも、この父がいたからです。父には出来るだけ健康で安全に、そして心安らかに老後を過ごしていただきたいと切に願っています。
さて、本日はライオンズクラブ国際協会の334複合地区ガバナー協議会が開催される為、昨日の夕方から名古屋へ向かって移動しました。途中のひるがの高原SAは霧で真っ白でした(写真)。この辺りはよく霧が出るらしいです。学生時代にクルマで北海道を目指して東京から東北自動車道を北上した時、岩手県辺りで濃霧で前が見えなくなって怖い思いをしたことを思い出しました。
倫理法人会には「子の親になる前に親の子になれ」という言葉があります。本(もと)を忘れず、末を乱さず。人は初心を忘れ、受けた恩を忘れるから、いつしか怠け、過ちをおかします。 今日も本(もと)を忘れないで、後始末をきちんとする一日を!