金利を上げても強いアメリカ経済。しばらくはアメリカの利下げは無い模様。日米金利差は縮まる気配はありません。7月にも利上げを模索していると言われる日銀の舵取りは難しいですね。

それにしても衆議院補選の結果は政治と金の問題や国会議員の不祥事などに対する岸田自民党への批判が形になったものという面もありますが、保守層が岸田自民党を見限ったという一面も見逃してはならないと思います。

元々右から左寄りまで幅広い人材を抱えた懐の深さ、そして派閥が擬似政党として擬似政権交代を繰り返して来たのが自民党の強さの源泉だったと思いますが、派閥が壊れた今、その機能も失われるのでは？と思っています。そういう意味では自民党の未来は不透明極まり無いと思っていますが、敵失で議席を得たに過ぎない立憲民主党ら野党に政権を託すというのは、かつての民主党政権の悪夢が頭をよぎります。

とにかく我々民間企業は、先ずは自助努力で社会的に価値のある事業、社会課題の解決に資するビジネスに注力して世の中に欠かせない存在を目指す一日を！