『技術とロマン』は、かつて | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

『技術とロマン』は、かつて

弊社が富山県内の協力会の役員にも名を連ねる橋梁大手川田工業(株)が2年前に100周年を迎えられ、それを記念して出版された書籍を数日前から読み始めています。
『技術とロマン』は、かつて福野建設業協会の会長も務めていただいた故 川田忠樹氏の回顧録ですが、川田忠樹さんには私も何度となくご指導を賜りました。
特に思い出すのは、財政再建が叫ばれて公共事業予算が削減されていた頃、川田忠樹会長(当時)が福野建設業協会の総会時の挨拶で、作家 塩野七海さんの大作『ローマ人の物語』に触れ、ローマ帝国が発展したのは舗装された道路網をいち早く整備したからであり、国の発展、地域の発展には社会資本整備が必要だと訴えられた事です。とても誇りに感じましたし、勇気づけられました。
先日、NHKの番組『新プロジェクトX』が始まりましたが、東京スカイツリーという世界一の電波塔に挑んだ男たちのドラマを紹介していました。川田工業(株)ももちろんその巨大プロジェクトに参加していました。番組を見ながら川田忠樹氏のことを思い出していました。
今日も誇りと勇気を胸にやり甲斐を持って仕事に邁進する一日を!