小さく固くセコく縮こまる事無く、
南砺市商工会福野支部としては、福野小学校のご理解とご協力をいただいて『福の検定』という取り組みを継続しています。これは南砺市福野地域の歴史、産業、文化、偉人などを小学生にクイズ形式で挑戦してもらって地元福野地域への理解を深め、将来社会人になった時にひとつの選択肢として地元を選んでいただきたいという目的があります。
また、福野中学校とは『14歳の挑戦』といういわゆるインターンシップのような就業体験を提供するプログラムを協力して推進しています。今年は久しぶりに5日間のフルバージョンで行われますが、南砺市商工会福野支部から地元の企業に協力依頼をさせていただき、PTAの方々の個別の働きかけもあって、たくさんの企業が受け入れを表明してくれました。ここでも地元にも様々な企業が存在し、多くの貢献をしている事を中学生に知って欲しいとの目的があります。共に継続が大切だと考えています。
『福野まちづくり検討会議』については、若い世代がコンサルタントと共に作り上げた叩き台を元に如何に福野地域に賑わいを創り上げるのかの議論がようやく始まったという段階です。「公民連携」なのでもちろん民間が主体となるのは当然ですが、前提として南砺市当局の覚悟と本気度が成功の鍵だと感じています。投資を呼び込む事と融資を引き出すにはポイントがあり、それには南砺市当局のコミットメントが欠かせません。このままでは、単なる古い公共施設の更新みたいな賑わい創出とはかけ離れた形に縮小してしまうような気がしてなりません。しっかり取り組みたいと思います。
打つ手は無限!今日も小さく固くセコく縮こまる事無く、未来のあるべき姿から逆算発想で今を考える一日を!