少年よ大志を抱け | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

少年よ大志を抱け

この本を読み始めています。北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地『エスコンフィールドHOKKAIDO』を創った男たちのドキュメント。
著者は、あの中日ドラゴンズの監督だった落合博満氏を取材して書かれたベストセラー『嫌われた監督』の鈴木忠平氏。その『嫌われた監督』がとても読み応えのある傑作だったので、この『アンビシャス』にも期待しています。『アンビシャス』は、もちろんクラーク博士の遺したボーイズ・ビー・アンビシャス(少年よ大志を抱け)から付けられたタイトルでしょう。読み進めるのが楽しみです。
私は、5月の連休明けに福野建設業協会の研修視察でエスコンフィールドHOKKAIDOを訪れて北海道日本ハムファイターズと千葉ロッテマリーンズの試合を観ました。まるでアメリカのボールパークに来たような素晴らしい球場でした。
そのアメリカでは、私がワシントン州シアトル近郊に住んでいた頃(1990年代半ば)からボールパークはどんどん天然芝回帰が始まっていました。人工芝は選手生命を短くする恐れがありますし、環境汚染に繋がるマイクロプラスチックになるとの懸念からだそうです。それから30年。ようやく日本でもエスコンフィールドHOKKAIDOが開閉式のルーフを持つ天然芝のボールパークとして誕生しました。
かつて「タイムマシン経営」と呼ばれた先進的なアメリカのビジネスモデルを「輸入」する時代がありましたが、ここでも悔しいですが日本はアメリカに20〜30年遅れているような気がします。
さて、本日も梅雨前線が本州の上に横たわっており、各地で大雨の恐れがあります。今日も健康で安全な一日を!