自分の人生観の基本
私の座右の書のひとつに『終身教授録』があります。教育者、哲学者として活躍された森信三先生の著書です。今から24年くらい前に買った本ですが、人として如何に生きるかを深く考えさせられた一冊です。中村天風先生や鍵山秀三郎イエローハット創業者、稲盛和夫盛和塾塾長の書籍と共に今後も大切にしたいと思っています。
私が好んで使う「人生ニ度なし」という言葉は、実は森信三先生の言葉です。書籍のタイトルにもなっており、自分の人生観の基本となっています。
若い頃は新しい本を次々と購入して年間に50冊〜80冊くらい読み漁って来ましたが、これからは今まで読んで心に残った本を引っ張り出して繰り返し読むことにしようかと考えています。きっと若い頃に受けた感銘とは別の学び、気づき、感動があるような気がします。
読書とは、我々ビジネスで飯を食べている者にとっては、スポーツ選手、アスリートの筋トレや基礎練習みたいなものでしょう。その積み重ねが知識だけで無く、心の部分に成長を促すものだと確信します。
今日も読書で人間力を鍛える一日を!