国民生活もエネルギーや食品の値上げで厳しくなっている中
さて、昨日の日銀の会合で、注目されていた政策転換が黒田総裁によって明確に否定された事を受けて株価は大きく上昇しました。
円安の恩恵を受けた輸出型産業やコロナバブルで潤った医療機関などを除き、コロナやインフレの影響で厳しい企業も多い中、しかも国民生活もエネルギーや食品の値上げで厳しくなっている中での日銀の政策転換は時期尚早だと思います。
コロナ融資の返済も始まっており、金利の上昇は多くの内需企業の業績を圧迫するでしょう。
次の日銀総裁の人事次第で、日本の経済の行く末が決まるような気がします。
そんなタイミングで政府・与党が防衛予算の増額や少子化対策の財源を消費税率のアップで…などと発言する事自体、国民の現状との乖離を強く感じます。
菅義偉前総理が苦言を呈したのは当然だと受け止めています。いつも思う事ですが、政治家は企業経営を経験した人が担う方がいいですね。
今日も寒い日になりそうですが、明るくエネルギッシュに周囲に熱量を振りまく一日を!