寺沢議長の講話を聴いていて強く感じた事は、政治こそ女性が活躍するフィールドではないか？いう事です。人との繋がりを活かして市民のニーズを汲み取る力は女性の秀でた能力の一つだと感じます。

子育てのしやすい街づくりを実現する為にNPO法人を創って長野市の担当部局と粘り強く渡り合った経験から政治の道を志した寺沢議長。私も経験が有りますが、役人はともすると新しい事には否定的になりがちです。出来ない理由を並べさせたら天下一品。そんな中でもいろいろな新しい試みが実現しており、上手に役人のやる気を引き出す力も女性にはあるのかも知れません。

現在、長野市議会の女性市議会議員は9名。女性比率は23.8%(富山市議会の4名10.53%の約2倍)。これがどの市、町、村も30%、40%と女性比率が上がっていけば硬直した地方政治も面白くなるような気がしてなりません。

男女の組み合わせから新しい生命が誕生する様に、異質なものの組み合わせから新しい価値が生まれます。今日も異質な組み合わせを大切にする一日を！