卓越したリーダーシップが無ければ
この時、鍵山秀三郎創業者が集まった皆さんに語られた事は、安倍晋三氏を総理大臣に!という事でした。その後、見事に第一次安倍政権が誕生し、教育基本法改正、防衛省設置法、国民投票法など重要な法案を幾つも成立させたにも関わらず、閣僚の不祥事などが相次いで参議院議員選挙で大敗。体調不良を理由に辞任されました。
その安倍総理が辞任会見をされた日の夜、鍵山秀三郎創業者から直接お電話をいただき、「岩崎さん、残念です。」と仰ったことは今も忘れることが出来ません。
その5年後、第二次安倍政権が誕生し、長く需要不足(デフレギャップ)に悩む日本経済に量的緩和と財政出動を中心とした新しい経済政策でデフレ脱却に挑まれたことは記憶に新しいところです。あの経済政策(アベノミクス)は、安倍元総理の卓越したリーダーシップが無ければ出来なかったと思います。歴史に残る総理大臣でした。
安倍晋三元総理大臣の訃報に接し、改めて衷心より哀悼の誠を捧げます。合掌。