厳かな締めの儀式「しゃんしゃんの儀」 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

厳かな締めの儀式「しゃんしゃんの儀」

今日の写真は、コロナ前の2019年に開催された福野夜高祭(2日目)の模様です。祭のクライマックス「引き合い(ケンカ)」と厳かな締めの儀式「しゃんしゃんの儀」です。
昨日は、久しぶりに各町の夜高行燈が街中を巡行しました。南砺市旧福野町の住民の多くが待ちに待った瞬間だったと思います。この2年間、中止と大幅な規模縮小により、祭の継承に黄色信号が点っていました。しかし、今年は早い時期から開催を前提として準備が進められていました。もちろん、県のコロナ対策のガイドラインに則り、県警からの安全対策の要望を満たした上での運営となっており、安全に本日深夜のクライマックスを迎えて欲しいと願っています。
南砺市商工会副会長兼福野支部長である私の出番は本日の深夜(正しくは3日の早朝)に開催される締めの儀式「しゃんしゃんの儀」であり、それまではゆっくりとこの故郷の祭を見て回りたいと考えています。
地域のアイデンティティは、神事や伝統文化によって彩られます。これらの継承は、言わば地域そのものの継承とも言えます。もし福野夜高祭が無くなったらもう福野とは言えないでしょう。今日も地域のアイデンティティを大切して継承していく一日を!