どんな事があっても潰れない
何度も申し上げていますが、若くして社長に就任した当時、弊社はまさに倒産の危機にありました。バブル崩壊で多額な不良債権を抱え、有利子負債は80億円に上りました。
遊休資産を売却し、聖域なきコスト削減を実行し、利益の出ない事業を止め、利益率の高い商品・サービスの導入を図り、選別受注を進めました。どんな時も見捨てること無く、お付き合いいただいたお客様と取引先、そして何と言っても泥舟に残って一緒に苦労した幹部と社員に支えられました。お陰様で弊社のバランスシートは大きく改善され、有利子負債も大幅に減少しました。
そんな経験をして来たからか、どんな事があっても潰れない会社を創りたいという思いは人一倍強いと自負しています。こうしてコンサルタントという第三者を交え、企業の永続を目的として自分の体験や思いを後から来る者たちへ共有することはとても大切だと改めて感じています。今、コロナに加えてロシアのウクライナへの軍事侵攻により、世界経済はスタグフレーションの危機にあります。気を引き締めて臨みます。
さて、PEP(パーソナル・エンパワメント・プログラム)の兄弟子とも言える永田円了先生が新しい書籍を出版されました。新聞に連載されていたコラムをまとめたものだそうです。読むのが楽しみです。
『ショーシャンクの空に』という映画がありました。苦しい時、何度も観た映画です。今日もどんな状況にあろうとも、「希望」を持ってドキドキワクワク前を向く一日を!