理念を見つめ直す良い機会になれば… | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

理念を見つめ直す良い機会になれば…

第24回冬季オリンピック北京大会が閉幕しました。日本としては過去最高のメダル18個を獲得できたことはとても嬉しいことでした。選手団の皆様、関係各位の努力に対して心より敬意を表します。
一方で、開催国中国へのウイグル族の人権問題への批判、選手団や関係者を市民から隔離する「バブル方式」の採用など強権的な手法で新型コロナ感染を抑えるやり方への批判、そして判定を巡る批判も相次いだ大会でもありました。
また、中国の五輪の政治利用も感じられましたし、IOCの中国への擦り寄り方も不自然な感じがしました。この度の北京五輪が本来の五輪本来の意義、理念を見つめ直す良い機会になれば…と願ってやみません。
なお、オリンピックの理念とは、「スポーツを通じて心身ともに調和のとれた若者を育成すること、異なる国や地域の人と交流することで、互いを尊重し、偏見をなくすこと、スポーツを通じて世界平和を構築すること」。
五輪の裏側でロシアがベラルーシと合同の軍事演習を実施するなど、ウクライナを巡る緊張状態は続いています。今日も世界平和を強く願う一日を!