かつて私が鈴木宗男衆議院議員(当時)の秘書時代、ガルージン大使はまだロシア大使館の参事官でしたが、たまに鈴木宗男事務所に来られていました。当時から流暢な日本語でしたし、風貌も今もあまり変わっていないですね。懐かしく当時を思い出します。ガルージン氏が運転するロシア大使館の外交官カーに乗って鈴木代議士に会っていただく為に一緒に自民党本部に移動したことがありますが、ガルージン氏の運転が上手じゃなくて怖かった思い出があります(笑)。

鈴木宗男先生と言えば、外交は双方の立場があるので現実的な解決策を模索しないと前進は無いというスタンスで、1956年の日ソ共同宣言をベースに外交を展開されて来ました。鈴木先生の活躍で北方領土返還が一番近づいたと評価される声もありますが、一方、四島一括返還を崩すべきでは無いという立場もあって、その後北方領土問題は難航。今もロシアが実効支配中です。この度の免税特区構想は、プーチン大統領の歩み寄りという面もあると思われますし、これをキッカケに北方領土問題が前進して欲しいものです。

なお、BSフジLIVEプライムニュースの反町キャスターとは同じ歳で、代議士秘書時代よく取材している姿を見ました。また、若き日の毎日新聞の佐藤千矢子氏の姿もよく見たものです。彼女も同世代。30年の年月が流れました。みんな歳を重ねましたね(笑)。

今日もノスタルジックメモリーを明日へのエネルギーに変える一日を！