社会の「分断」の要因 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

社会の「分断」の要因

四季がはっきりしている北陸地方、かなり秋の気配を感じられるようになりました。自宅の近くでは、稲刈りも始まりました。日中の気温はまだ30℃を超えていますが、それくらいの気温だと今日は涼しいなと感じます。残暑もしばらくは続きそうですが、9月に入れば一層秋めいてくるでしょう。
さて、facebook、Twitter、YouTube、InstagramなどのSNSは、奇跡のような「繋がり」を人にもたらしましたし、今までは受け取るばかりだった一般人誰もが今度は発信者となれる優れたツールであり、使い方によっては人生を変えるものだと思います。しかし、一方で受け手にとってはAIやクッキーによって自分が好む情報ばかりが表示されるようになります。即ち情報をバランス良く収集するのが難しくなるという側面があるように感じますし、同じような情報ばかりに接していると、刷り込み効果で自分が正しいと思い込む可能性が生まれるようにも思います。それが行き過ぎると、社会の「分断」の要因のひとつにもなりかねません。
かつて私がやっていたのは、産経新聞と朝日新聞を同時に読むとか、Twitterでもイデオロギーが異なる国会議員やジャーナリストなどをバランス良くフォローするなどです。これによって一方に偏らない情報収集を心がけていました。これは大きな気づきを与えてくれたりしますし、世の中には多様な考え方がある事を再確認出来ました。
最近、テレビを見なくなったという人も増えていますが、そういう意味では、一方通行のテレビでたまに情報を取るのもバランスという意味では必要なのかも知れません。ワイドショーはあまりお勧め出来ませんけど(苦笑)。
今日もバランス良く情報を収集し、メディアが意図する刷り込みを排除して自分の頭で考える一日を!