「福の博士」認定証 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

「福の博士」認定証

地元南砺市福野小学校の掲示板に、先日行われた「福の博士」認定証の授与の写真が掲載されています。こうして生徒の皆さんが目にする所に掲示されますと、一層「福の検定」への関心が高まると思いますし、素敵な事だと思います。
「福の博士」の認定証は、「福の検定」の初級→中級→上級の問題集をクリアした人に授与されるものであり、何度も申し上げておりますが、このような試みから地元への関心が高まることが、持続可能な社会、地方へと繋がってくれたらと願っております。
近年、効率化がもてはやされ、「コンパクトシティ」が推進されて来ました。これも素晴らしい試みであることは間違いありませんが、コロナの感染拡大や災害の多発化で「分散型社会」への転換がリスクの分散にも繋がるとの指摘もあります。現に台風で送電線などがやられて大規模な停電が起こった時、分散型発電によって難を免れた地域もありましたし、今後はAIやICTの活用、自動運転技術の発展などによって都市部から離れた地域に住むことのデメリットは大幅に改善されていく事でしょう。また、リモートワークが増えれば、環境や景色の良い田舎に住みながらも普通に仕事をこなせるようになります。
アメリカでは、20数年前には既に所得の高い人たちは、都市部のダウタウンから離れた郊外の緑に囲まれた地域に住み、子育てをし、仕事の時だけダウンタウンに移動する生活を送っていました。今後は日本でも生活の多様化は進むと確信します。「小規模分散型」がひとつのキーワードになるかもしれません。
今日も持続可能な地域社会の実現に試行錯誤する一日を!