「空港ピアノ」 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

「空港ピアノ」

NHK BS放送だったと思いますが、「空港ピアノ」という番組がありました。空港に誰でも自由に弾けるピアノが置いてあって、そこで展開される一期一会の演奏会。それをドキュメンタリータッチで取り上げる番組でした。
私が見たのは、確かアメリカのミネアポリスの空港でしたが、元ミュージシャンだとか、学校の教員だとか…いろいろな方々がそれぞれ見事な演奏を披露してくれていました。ただ空港に置いてあるピアノで自由に演奏する人々にスポットを当てるだけの番組なのですが、何故か温かいものが胸に湧き上がって来ました。空港ピアノを弾く方々それぞれに全く違った人生があり、みなさんそれぞれの立場で懸命に生きているからでしょう。
自分も子供の頃、少しだけピアノを習った事がありますが、先生と合わずすぐにやめてしまいました。今思うと、ピアノが弾けるのはお洒落ですし、もう少しやっておけば良かったと思っています。昔、「赤い激流」だったでしょうか?水谷豊さんが主演したサスペンスドラマですが、水谷さんがリストの「ラ・カンパネラ」という難曲を弾くシーンが度々登場しました。カッコ良くて憧れました。
私は中学1年生でエレキギターと出会い、その後、ロックバンドで演奏することになりますが、何か楽器が弾けるというのは人生を豊かにしてくれると感じます。
今日も好きな音楽にエネルギーをもらって元氣に過ごす一日を!