福の検定 | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

福の検定

南砺市商工会福野支部が地元愛を育む目的で福野小学校の児童を対象に実施して来た「福の検定」ですが、この度、上級を突破した初の「福の博士」が誕生し、昨日、認定証の授与が福野小学校で行われました。(本日の北日本新聞、富山新聞でも取り上げていただきました。)
初の「福の博士」となったのは、福野小学校5年生の福井孝輔君。お母さんと一緒に問題に取り組んだそうですが、上級はネットで調べても解らないような難問も多く、上級突破はお見事でした。この「福の検定」に取り組む体験を機に、故郷である南砺市福野に対する地元愛が多くの子供たちに芽生えてくれたら…と願わずにはいられません。
人口減少に危機感を持つ地方都市では、大学受験などで都会に出た若者が戻って来ないことを問題視して、出来るだけ都会に出て行かないようにしようなどと言う声も聞かれますが、それは違うと思います。広い世界を見て来た前途有為な若者が、故郷に戻って活躍する方が故郷に新しい視点や感性でプラス要素をもたらすと感じます。有望な若者にとって魅力的な地方を創っていく努力こそが大切ですし、その地方の歴史や魅力に児童の頃から触れることは意義のあることだと確信します。今後は、福野小学校の児童だけでなく、一般の方々にも「福の検定」に挑戦していただけれるようにしたいと思っています。
「愛は知ることから始まる」という名言があります。今日も知っているようで知らない地元、故郷に対する興味を持ち、知ることから始める一日を!