真っ赤なトマトのお酒です
おはようございます。昨晩は、先日ご逝去された尊敬していた先輩経営者のお通夜がしめやかに行なわれました。
地元ライオンズクラブの現役会長の死去ということで、幹事である私と事務局員がお通夜と葬儀のお世話に入らせていただいています。
昨日のお通夜には、会場に入りきれないくらいの参列者が訪れ、多くの方々が立っておられました。それだけ故人が人間としても経営者としても人徳があり、優れておられた証でしょう。「やりたいことは全てやった。素晴らしい人生だった」と仰ったとご長男のご挨拶にありましたが、人生の最後にそう言える人は何人いるでしょう?自分もそう言って最後を迎えたいものだと強く感じた次第です。
代議士秘書として、また経営者として多くの先人の人生を見て来ましたが、若い時に大活躍したような経営者や政治家でも晩節を汚す人がどれだけ多いことか…。還暦を迎えると子供に還ると言いますが、矢印を自分に向けることをせず、駄々っ子のように自分の利、損得ばかり考える人が増えるようにも思います。しかし、故人は、損得より善悪を常に考える人だったとご長男が仰っていました。自分も人生哲学として、損得より美しいか醜いかで多くの経営判断をしてきたつもりですが、それは間違いではなかったと確信と勇気が湧きました。
今日もしっかり葬儀のお世話を務めさせていただきます。
写真は、先日、銀行の会で北海道へ研修旅行へ行った弟がプレゼントしてくれたトマトのお酒です。かわいいですよね。妻や兄弟の有難みを改めて感じる朝です。