さて、近隣に反日国家がたくさん存在し、地政学的なリスクが高い日本。今や経済的な結びつきも強く、急に関係を解消する訳にはいかないのが現状でしょう。しかし、中国はリーマンショック以降、露骨に覇権主義を隠さなくなりました。戦後に西側諸国が作ったシステム(民主主義、自由、人権、法の支配、市場経済)を中国のシステムに書き換えることを目指していることは明らかですし、この度のコロナ禍で、一党独裁・全体主義の中国のシステムが民主主義より優れていると盛んに喧伝しています。また、レアアースというハイテク産業には欠かせない資源の輸出規制を検討しているとのニュースも聞こえて来ており、一層緊張感が高まることは必至です。

日本は、世界情勢が全く違うフェーズに入ったと認識して新たな国家戦略を構築すべきだと確信します。スパイ天国と言われる脆弱な現状を変え、相互主義の原則に基づいて中国人及び中国企業には土地の所有を許さないなど基本的なことを徹底しないと静かな「侵略」を許すことになりかねません。

今日もあとから来る者たちの為にいい国を遺すように「全力でバットを振る」一日を！