今日も我々に何が問われているのかを見据えて出来る事から始めていく一日を! | アルカスコーポレーション/Arcus Corporation

今日も我々に何が問われているのかを見据えて出来る事から始めていく一日を!

おはようございます!
時間が経つにつれ、台風19号による被害が明らかになって来ました。これだけ広範囲にたくさんの河川が氾濫、決壊した事例を知りません。経済的ダメージも大きいと思います。水害に遭われた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。
我々は、水害の原因として河川の堤防を水が乗り越えて浸水する「外水氾濫」を思い浮かべますが、昨日のニュース番組によると、この度の台風19号による浸水のあった武蔵小杉などでは「内水氾濫」という都市型水害が起こったとのこと。内水氾濫とは、雨水が下水道で処理し切れずマンホールなどから溢れ出す現象であり、河川から逆流した泥水が溢れ出すこともあるとか。武蔵小杉では、まさにそんな現象が起きたようです。
そんな中、ラグビー日本代表が強豪スコットランドを破って念願のベスト8進出を決めた横浜国際総合競技場では、鶴見川の近くにありながらも試合を行うことが出来ました。それは、競技場の一階部分が駐車場となっており、水害が起こった時は、水を貯めておくような設計になっていたとのこと。また、競技場の近くが広大な遊水池となっており、鶴見川が氾濫した場合は鶴見川の水位が下がるまで水を貯めておけるような治水対策が取られていたとのことでした。これは世界に誇れる治水対策だとのことでした。
やはり国民の命を守る国土強靭化への公共事業は不可欠であり、防災、減災対策を進めなくてはいけません。日本のように「コンクリートから人へ」などと言って公共事業が悪者扱いされ、長年に渡り削減されて来た国など周りを見渡してもありません。その事を多くの人々に解って欲しいですね。
大規模災害は一度起こると国民の命や財産を一瞬にして失わせ、大きな損失、ダメージを地域にもたらします。インフラの設計基準も変えないことには、大型化した台風やゲリラ豪雨には対応しきれません。防災、減災を目的としたインフラ整備が必要です。
今日も我々に何が問われているのかを見据えて出来る事から始めていく一日を!