富山県建設業協会青年部会ボランティア活動
中越沖地震の被災地となった柏崎市へボランティア活動のために行って来ました。富山県建設業協会の青年部会が石川県と新潟県の建設業協会青年部会と共同で開催したボランティア活動に富山県建設業協会砺波支部青年部会の副部会長を拝命している私も参加させていただいたという訳です。
お盆休みの初日の12日から体調不良の私は、猛暑の中での過酷な作業を内心心配していたのですが、当日の柏崎市周辺の天候は曇りで、前日までと比較して幾分か過ごしやすい気候でした。そして、当日のメインの作業になるはずであった仮設住宅への引越しのお手伝いが、テレビの全国ニュースでも取り上げられていたように16日ごろがピークであったので、我々が参加した18日は引越しをされる被災者が少なく、代わりに全国から寄せられた救援物資を仮設住宅に運んだり、ボランティア支援センターの案内チラシを一般住民の住居にポスティングをするという仕事がメインとなったので、重労働を期待していた(?)我々には少々拍子抜けといった感じではありましたが、体調に自信の無かった当日の私にとっては、熱中症で倒れることもなく無事に崇高な使命を終えることが出来て良かったと思っております。
富山県建設業協会青年部会としては、これで4度目の災害ボランティア活動への正式参加です。過去は新潟三条市の水害に始まり、中越地震、能登半島沖地震に参加して参りました。今回は、富山県から林富山県建設業協会長、大橋青年部会長をはじめ、建友会の方々も含めて60余名、石川県、新潟県を含めて総勢110名を超える参加者でありましたが、その多くが経営者もしくは後継者でした。
今回は、残念ながら大きな力には成れなかったかもしれませんが、これだけの人数がボランティアに参加したという事実だけでも凄いことであり、今後も大いにボランティア活動を通して被災者や困っている方々の為に少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。そして、正当に評価されているとは思えない我々建設業の存在意義をこの世にアピールしていきたいものだと強く感じた次第です。参加された皆さん、ご苦労様でした。
平成19年8月24日