今日も伝統文化の価値を改めて見つめる一日を!
おはようございます!
昨日は、今や恒例行事となった「福野夜高祭金沢交流会」が末廣で開催されました。今年で10回目だそうです。金沢からは団長の福光屋第13代目当主の福光松太郎氏、馳浩衆議院議員、金沢市副市長をはじめ、50名の方々が来られ、総勢120名の交流会となりました。
370年近い歴史を持つ福野夜高祭ですが、金沢市から参加された方々のお話では、隣接している隣の市にもかかわらず案外福野夜高祭の存在は知られていないとのこと。神事として始まった福野夜高祭。観光の為のイベントでは無いというプライドがあるからか、観光資源として十分活用されて来なかったという側面があるのかもしれません。南砺市商工会としては一昨年ユネスコの未来遺産にも選ばれましたし、一層の経済効果も生み出したいと考えています。写真は、祭のクライマックスである引き合い(けんか)を待つ各町の行燈と、引き合いの映像です。激しく行燈を壊す様子が伝わると思います。
南砺市商工会を代表して「しゃんしゃんの儀」まで初めて参加させていただきましたが、厳かな神事であり、貴重な伝統文化であることを再確認し、とても感動しました。担い手不足などの課題はありますが、令和の時代も維持発展されることを切に願う次第です。見事な運営を実現された当番裁許長をはじめとする関係各位に心から敬意を表します。
今日も福野では本祭の曳山巡行が行われますが、5月の連休は南砺市各地で祭が行われます。どれも素晴らしい祭です。まさに「THE日本の風景」です。皆さん、今日も伝統文化の価値を改めて見つめる一日を!