今日も白か黒かの二者択一的な発想ではなく、逞しく美しいグレーの道を模索していく一日を!
おはようございます!
「かぼちゃの馬車」という女性専用のシェアハウスを高利回り商品として展開して破綻したスマートデイズや信用力に劣る投資家の自己資本額を改ざんするなどをしていたTATERUの問題、そしてレオパレス21の意図的と思われる施工不良問題が大きくクローズアップされています。
これらの事件による不動産投資への金融機関の融資姿勢の変化は、大きな志を持って真面目に取り組んで来た企業にとっては本当に迷惑千万な話です。土地活用は、山岳地帯が多く平野部が少ない我が国にとっては不動産に新しい価値を提供する意義ある事業だと確信します。不動産投資が活性化すれば、多くの有休資産を保有されている国民に豊かさを提供できますし、我が国経済の活性化につながるのです。
2024年に新紙幣が発行されますが、「論語と算盤」で知られる渋沢栄一氏が新紙幣の顔として登場します。儲けないと企業の持続可能な発展はありませんし、社員・社員家族の物心両面の幸せは実現できませんが、儲ける為に手段を選ばない拝金主義的な企業は市場から退出していただかないといけません。今一度、渋沢栄一氏の「論語と算盤」を世の中の企業経営者は手に取る時ではないかと感じます。
グレーというと何となく中途半端な良くないイメージがつきまといますが、白か黒かをハッキリさせることがいつも良い結果を生むとは限りません。今日も白か黒かの二者択一的な発想ではなく、逞しく美しいグレーの道を模索していく一日を!